台北日記 二日目(4月15日) ~国立故宮博物院~
2006年 04月 22日
タクシーに乗って暫くすると運ちゃんが
「どの道を通って行きます?」ときいてきた。
「いや、私も分からない、旅行で来たんで。」としか言えなかった。
でもこうやってきいてくるという事はかなり良心的だと言えよう。
しかし…。
運ちゃん、私の事ナニ人だと思ったのだろう? (?_?)
途中、運ちゃんは、「ここがあの有名な圓山飯店ですよ。」とか
「ここが忠烈祠です。」と教えてくれた。
なかなかいい運ちゃんでよかった。
故宮までのタクシー料金はメーター制でNT$175(約600円)。
MRTに比べると高いがMRTが通ってないから仕方ないし、それでも600円というのは安い。
やっぱり日本のタクシーは高いと思う。
着いた。
入場料NT$100(約350円)。
私はそれ以外に日本語の音声ガイドのイヤホンを借りた。
NT$150(約530円)也。
中は勿論撮影厳禁。
もう言葉に表す事が出来ない。
素晴らしいの一言に尽きる。
有名な翠玉白菜、肉形石も見る事が出来た。
そして、中国だけでなく、日本、韓国、東南アジア諸国で見つかった仏像、
皇帝の所蔵物だった数々の品、陶磁器、青銅器。
私は恥ずかしながら歴史にも文化にも詳しくないのだか、
それでもそれらの数々の所蔵物を見ていると何処からともなく涙が出てきた。
それくらい素晴らしかった。
それにこれらの所蔵物が遥か北京から南京を通って台湾に運ばれてきたとは
想像し難いし、中国の人々の歴史と文化を大切にする精神には本当に頭が下がる。
土曜日だからか、来館者が非常に多くて、静かにゆっくり見るという事は難しかった。
今度は是非もっと歴史や文化を勉強して又時間にゆとりを持って来たいと思う。
帰りは剣潭站行きのバスを発見。
それに乗ってMRTへ乗り継いでホテルまで戻ってきた。
帰りは合計NT$35(約120円)也。安っ!
by sammihk
| 2006-04-22 22:47
| 旅行(台北@台湾)