パスポート紛失から出国までのflow chart@中国
2006年 02月 12日
中国でパスポート紛失に気付いたら…
1、 パスポートを紛失した場所の最寄の派出所にて、「紛失証明」を書いてもらう。
「紛失証明」は当日発行可。但し事前準備が必要。
詳細及び体験談は ⇒ こちら を
2、 1で取得した「紛失証明」をもって、その派出所を管轄する公安局へ行き、
「パスポート紛失証明書(护照遗失证明)」を取得。
当日発行可。但し申請用紙等に記入が必要。
詳細及び体験談は ⇒ こちら を
左:「パスポート紛失証明書申請用紙」、右:「パスポート紛失証明書」
3、 2の「パスポート紛失証明書」を持って在中国日本国総領事館へ行き、
所定の申請書を記入しパスポート再発給。
発給には丸二日、緊急であれば交渉次第で一日で発行される場合がある。
詳細及び体験談は ⇒ こちら を。
4、 パスポートを持って2の公安局へ行き、「出国ビザ」発給を受ける。
その際所定の申請用紙に記入及び手数料RMB160(2006年東莞市の場合)が必要。
ビザ発給は通常5営業日後。但し交渉次第、状況次第で時間短縮の「可能性」有。
詳細及び体験談は ⇒ こちら と こちら と こちら を。
左:「外国人出国ビザ申請書」、右:「外国人出国ビザ受領引換券」
以上の過程を経て…
中国出国可能
日本への緊急帰国の場合はパスポートの代わりになる、「帰国のための渡航書」の
発行も可能です。
詳細は在広州日本国総領事館のHPにありますので、中国出張等の可能性のある方は
是非お時間があれば御覧になられて下さい。
在広州日本国総領事館HP ← クリック
同HP内のパスポート紛失に関する情報 ← クリック
以上、私は中国広東省東莞市における体験談をもとにまとめてみました。
しかし中国はこれだけ大きな国。
3、4のフローは同じでも、派出所や公安局の対応はその省や市によって違ってくる場合も
あるかと思います。
あくまでも参考程度にされて、万が一の場合は現地の方の力を得て当地のやり方にそって
対応せねばならない場合もあるかと思います。
勿論一番大事な事は、「パスポートは自分の責任できちんと保管・管理する事」。
今回身にしみてこの事を痛感しました。
最後になりましたが、
東莞滞在中にお世話になり、又ご迷惑までおかけした会社のボスはじめスタッフの皆さん、
そして暖かく見守り、又助けてくれた友人、私のブログの読者の皆さんに
ここで厚く御礼申し上げます。
本当に有難うございました!
2006年2月12日 香港九龍にて sammi